軽音楽部へようこそ!自分にぴったりの楽器を選ぼう!
いよいよ待ちに待った軽音楽部への入部が決まったあなた!もう楽器は決まっていますか?「ギターがやりたい!」と意気込んで入ったけど、先輩ドラマーのかっこいい姿を見ていたら「ドラムも気になってきた・・」なんて、パート選びに悩みは尽きないものですね。
そこで、この記事では各パートの魅力と、どんな人が合うのかということを徹底的に紹介していきます!
ボーカル:バンドの顔!表現力で勝負したい人へ

ボーカルはどんなときでもバンドの顔です。どんな時でもお客さんの視線を独り占めするくらいの気持ちの強さをもって務めて欲しいパート。しかし、ただ歌を歌えばいいと思われがちなのも、このボーカル。軽音楽は「ライブ」をしてこその軽音楽ですから、ライブ中のパフォーマンスや、観客とバンドを繋いでいく役割と、歌以外にも計り知れない責務があります。
だからこそ、自分の表現力で会場を沸かせたい、勝負したい人にとってはこれ以上ないパートといえるでしょう。音感ももちろん大切ですが、なんといっても胆力こそがボーカルの最大の資質かもしれません。
ボーカルさんは初期費用があまりかかりません。部活所有のマイクでなく、マイマイクを用意する場合は2万円弱でマイクの代表格であるSHURE SM58を購入することができます。
ギター:花形のエース!目立ちたい&熱中したい人へ

軽音楽部といえばやっぱり「ギター」ということで毎年最も人口が多いのがギタリストですね。カッコいいギターソロを弾ければバンドマンとして目立つこと間違いなし!目立つフレーズをたくさん弾くリードギターと、一歩引いたところで楽曲を支えるバッキングギターの役割があり、本人の資質に合わせて選んでいけるところが良いところです。とはいえ、初心者にとって実は結構ハードルが高い楽器でもあるギター。中高生くらいの年代だと、ギターが上達し切れず、悔しい思いをしているバンドも多いのが現状です。
その理由は単純に「やるべきことが多い」のです。技術的にも機材的にも他の楽器に比べて、覚えることや揃えるものが多く、何となく曲の練習をしているだけではあまり上達しません。技術の向上や機材のノウハウという膨大なポイントを「自ら求め、楽器に熱中できる人」こそギターに向いているといえます。
初期費用としてはギター、ケース、シールド、自宅での練習用アンプ、ピックや教則本などを揃えると7~8万(楽器本体の価格+2万円程度)くらいは覚悟が必要かもしれません。これ以外にもエフェクターなどを揃えていくとさらに投資が必要となり、10万円以上かかることも珍しくありません。
ベース:バンドの心臓部!縁の下の力持ち&職人気質な人へ

ベースは音楽の心臓部であるといっても過言ではありません。どのような音楽であってもベース音というのはなかなか外せるものではなく、一家に一台ならぬ1バンドに1人は絶対に必要な存在。低音を支え、音楽の土台を作り出す役割でありつつも、時には音楽全体の主役になれるような激しいフレーズで魅せることもできる、そんな幅広い役割をこなします。
ベースはある意味で初心者には優しい楽器です。単純な曲であれば、あまりポジション移動もなく、単調なリズムを繰り返しているだけで何となく弾けるので、すぐに出来たという実感が得られるでしょう。しかし、中級者以降のレベルアップはすさまじく、いくつもの奏法や正確無比なリズムが必要となり、中盤以降のレベルには「職人」のように打ち込める集中力が必要になってきます。
初期費用はギターと同じく、楽器本体、ケース、シールド、自宅での練習用アンプ、ピックや教則本など7~8万円程度が必要になってきます。(本体価格+2万円程度)ただしギターと違い、エフェクターが必須というわけではないので、しばらくは初期費用だけで事足りるでしょう。
ドラム:リズムの支配者!全身を使って発散したい人へ

ギターやベースと違い、自分の体全体を使って勝負するのがドラムです。手足を独立させて楽器を演奏するため、よく手足がバラバラには動かないから自分にはドラムは無理、という人もいますが、ドラマーも初めから四肢がバラバラに動いているわけではないので、そこは訓練次第だと思いましょう。バンド内でのリズムやダイナミクスはドラマーが握っています。ドラマーが盛り上がってくれば他の楽器も盛り上がる、落としていけばおのずと他の楽器も静かになっていく、そういうコントロールがドラマーの楽しみです。特に大盛り上がりしたときは全身から蒸気があふれ出すくらいに発散できる楽器です
ドラマーに向いているのは、大雑把でありながらも「地道にタイトに練習ができる人」だと思います。世の中にはたくさんの譜面がありますが、ドラマーにとっては譜面通りに完全に叩けるかどうかはさして重要ではないのです。譜面通りじゃなくても、「こんなフレーズの方が安定する」とか「かっこいい」を柔軟に取り入れていく大雑把さ+でもリズムは「ピタリと合わせる」几帳面さ、この二つがドラマーにとって大切な資質であると思っています。大雑把にリズムもヨレヨレではダメですからね。
初期費用としてはスティック(2千円程度)+ケース、練習用パッド、チューニングキーくらいあれば十分です。1万円もかからないかもしれません。ただし、お家での練習用に電子ドラムを買ったり、自分用のペダル、スネアを揃えていくと優に数十万円を超えてくるのがドラムです。特に電子ドラムはいろいろな価格帯があるので、もし買うとしても何を優先して買うのかをよく相談しましょう。
キーボード:彩りを添える立役者!ピアノ経験ありは即戦力!

最後はキーボードです。軽音楽部ではメイン楽器と扱われなかったり、なかなか不遇な楽器ですが、キーボードを使いこなしている人がいるバンドは非常に完成度が高くなり、キーボードなしでは到達しえない境地を実現できます。キーボードという楽器に求められているのは1つの曲という舞台をどれだけ華やかに演出できるか、すなわち世界観を表現できるかということです。ピアノという音色だけでなく、オルガン・ストリングス・ブラス・シンセサイザーなど数多くの音色を理解し、それらを組み合わせて楽曲の空気を彩ることがキーボードの面白さです。
ピアノ経験があると、ギターやベースのような基礎練習の段階をすっとばして即戦力として機能します。しかしピアノが弾けるだけではキーボードは弾けません。前述のように「音色の理解と、楽器を駆使してその音色を再現する」という段階がキーボーディストの腕の見せ所なのです。そのためには機材の深い理解がないとできません。つまりは「機器に向き合い細かな調整ができる人」こそキーボードに向いているのです。
初期費用としてはキーボード本体+ケース+シールド、ヘッドホンなどで、8~10万円程度かと思います。キーボードの種類によって価格は大きく変わりますが、入門機だと6,7万円くらいのものが多いと思います。中級機だと10万円前後で購入できます。中級機以降は音質が劇的にあがります。
どうしても迷ってしまったときの決め方
初期衝動を大切にすることです。どんな楽器でも楽しいことや辛いことはあります。楽な楽器は(ありませんが)その分得るものも少ないでしょう。大変な楽器はその分やり遂げたときの感動は大きいでしょう。
あなたは何にあこがれて楽器を始めようと思ったのですか?
あなたは誰にあこがれて楽器を始めようと思ったのですか?
好きな人や好きなバンドに憧れるからこそ、練習し、上達します。迷ったら初めて楽器が弾きたいと思った時のことを思い出してみてください。
まとめ
ボーカル:バンドの顔!表現力で勝負したい人へ
ギター:花形のエース!目立ちたい&熱中したい人へ
ベース:バンドの心臓部!縁の下の力持ち&職人気質な人へ
ドラム:リズムの支配者!全身を使って発散したい人へ
キーボード:彩りを添える立役者!ピアノ経験ありは即戦力!
以上が各パートの特徴でした。ただ、正直楽器は、どんな楽器であっても楽しいです!何を選んだとしてもそこから学ぶことは山のようにありますから、部活の方針で自分のやりたい楽器でなかったとしても、まずはそこで一生懸命頑張り、何年かしたら自分のやりたかった楽器にも挑戦してみてください。私もそうしてきました。音楽は自由なのですから。
さて次回はパートが決まったら、いよいよ楽器選びですね!楽器の選び方やポイントを紹介していきます!
それではさようなら。
sho-san

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