ドラムステップアップ講座④〜超王道フィルイン編〜

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ドラム最大の見せ場!「フィルイン(おかず)」とは?

さて、4回目の今回はフィルインを練習します。サビに向かうタイミングで、タカタカタカタカなどと盛り上げるフレーズが入ることがありますよね。あのような盛り上げフレーズをフィルインと言います。おかずとも言いますね。曲を彩る上では欠かせないものです。

基本は「時計回り」!ドラムセットの移動ルートを覚えよう

まずは超定番のタム回しを解説していきます。スネア以外の場所を叩く感覚を身につけましょう。

スネア→ハイタム→ロータム→フロアタムの順番

1番近くにあるスネア→ハイタム(タムタムの左側)→ロータム(タムタムの右側)→フロアタム(右手側にある大きなタム)の順で叩いていくフレーズが最も王道なタム回しです。

手首だけでなく、腕全体で「的(まと)」を移動する

指の使い方はこれまで通り、力まずにリラックスしてスティックを持ちます。両腕全体で狙う太鼓の方を向きながら、肘・肩を柔らかく使って移動していきましょう!

いざ実践!絶対に使える「王道のフィルイン」2

初心者でもすぐに実践できる王道フィルインを実際にやってみましょう。

パターン①:1拍ずつ太鼓を変える「8分音符移動」

「スネア(タタ)→ハイタム(トト)→ロータム(トト)→フロア(ドド)」と、1拍ごとに太鼓を移動する最もシンプルなパターンです。基本の8ビートで3小節分叩き、4小節目でこのフレーズを叩きます。1小節分のフィルインということですね。フィルインのあとはクラッシュシンバルとバスドラムを同時に叩くことで、また最初に戻るという感覚です。このようにフィルインは4小節ごとや8小節、16小節などのある程度の区切りで行われます。

パターン②:ロックの定番!「16分音符の連打」

「タカタカ(スネア)→トコトコ(ハイタム)→トコトコ(ロータム)→ドコドコ(フロア)」という、誰もが一度は聴いたことのある超定番の連打フレーズですね。さっきの倍の速さと考えるとシンプルです。速くなったとしても握る手はリラックスして叩きましょう。また細かく叩こうとしてタム類が弱くなってしまうとしっかり音が響かなくなりますので、パワフルに叩いていきます。

最後のキメ!次の1拍目で「クラッシュシンバル+バスドラム」

先ほども述べましたが、フィルインの直後は、必ず「ジャーン!」とシンバル(と右足のバスドラム)を鳴らして、次の展開の頭(1拍目)を華やかに飾るというのが鉄則です。どんなフィルインでもフィルインはフィルインのために叩くのではなく、場面転換の頭が分かるようにやっているので、最後(次の小節の頭)はしっかりとクラッシュとバスドラに着地しましょう。

初心者がフィルインで失敗しやすい「3つの罠」と解決策

フィルインを叩くときの注意点を確認していきます。

罠①:テンションが上がってテンポが走る(速くなる)

これは非常に多いですが、いざ「おいしいフレーズを叩くぞ!」と意気込むとテンポが上がってしまうことが多いです。テンションがあがってしまうのですね。これは仕方ないのですが、練習ではしっかりメトロノームを聴きながら練習して、本番ではメトロノームがなっているつもりで冷静にフィルインを決めましょう!

 罠②:太鼓の真ん中を外して、フチ(リム)をカチッと叩いてしまう

これはタム回しの際に焦っていると起こります。ちゃんと太鼓を叩けないという事故です。タム回しはしっかり目標を見て、中心部を叩くことを意識してください。速くよりも、まずは確実にいい音を出す意識で叩きます。あとはタムの角度や椅子の高さなどが叩きにくくないか、もう一度確認するといいでしょう。

 罠③:シンバルを叩いた後、次の8ビートに戻れなくなる

最後にクラッシュシンバルに着地すると同時に次のまとまりのスタートを切らなければならないのですが、そこのつながりが上手くいかないパターンです。叩き始めるときもクラッシュシンバル+バスドラでスタートするように意識してください。たいていの場合は2拍目のスネアから戻って来られればOKです。意識の切り替えが大事ですね。

まとめ:最初は「シンプルなフィル」が一番カッコいい!

どうやって叩いているのかわからないほどのフィルインに憧れる気持ちはわかりますが、フィルインが何のためにあるかを考えたら、シンプルさは非常に大切です。バンドメンバーが「このフィルインが終わったらサビが来るぞ」などと構成の変化を見失わずに進めるように叩いているわけですから、まずは「安定感」を優先して、シンプルなフィルインに徹しましょう。パターン2の16分連打だって叩く太鼓を工夫するだけで非常にかっこいいフィルインになります。そういった安定感のあるドラマーこそ、バンドメンバーから信頼されるドラマーなのだと肝に銘じてください!そして難しいなと思ったときは「口に出す」ことも忘れずに!

sho-san

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