ドラム上達の近道!まずは「正しい構え方」から始めよう
この記事では、ドラムを始めていくあなたのために、まずは正しいフォームを覚えてもらいます。ドラムはスポーツと似ているので、いきなり叩いてみるのではく、まずは素振りのように正しいフォームを練習し、イメージを掴みます。正しいフォームで練習することで上達のスピードを飛躍的に伸ばし、一気に上達していきましょう!
スティックの握り方:基本の「マッチドグリップ」
まず、要となるスティックの握り方を覚えましょう。いくつかの握り方がありますが、まず大きく分けて、マッチドグリップ(左右同じ)とレギュラーグリップ(左右で異なる)がありますが、主流はもちろんマッチドグリップです。マッチドグリップの中にも3種類あります。手の甲を真上に構える「ジャーマン」手の甲をやや斜めに向ける「アメリカン」手の甲を横に向ける「フレンチ」と手の甲の向きで名前が変わります。手の甲は人によって構えやすさが変わりますので、ここでは手の甲以外の共通項のポイントを紹介していきます。
ステップ1:親指と人差し指で「支点」を作る
まず、マッチドグリップのどの持ち方においても、スティックは親指と人差し指で持ちます。ここを「支点」と捉えましょう。スティックの下から3分の1くらいの場所を持ちます。人差し指は曲げた状態でつまむような感覚です。この状態だとグラグラしていますが、それで正解です。
ステップ2:残りの3本指は「優しく添えるだけ」
支点が出来たら、残りの中指・薬指・小指は支点より下の部分に優しく添えてあげます。左手は添えるだけ、と似てますね。残りの三本は添えるだけです。ここでぎゅっと握り込んでしまうとスティックから腕までが一本の棒のようになってしまい、滑らかな動きが出せなかったり、スティックがバウンドしなかったり、腕を傷めてしまったりするので、要注意です!あくまで優しくです。これでスティックの構えは完璧です。
椅子の高さと座り方:ドラムの「土台」を作ろう
次にドラム用の椅子(名前はスローンと言います。覚えましょうね!)の調整をします。座る高さで足の動かしやすさや叩きやすさが大きく変わるのでスローンの調整は必須です。何となくで座らないようにしましょう。
スローンの高さは「膝が少し下がる」くらいがベスト
スローンの高さは座った時に太ももが床に対して少しだけ下り傾斜になるくらいの高さを目安にします。足の裏が地面にしっかりついていることを確認してください。膝の角度が直角だとやや低いです。90度よりもやや開くくらいがちょうどよくペダルにパワーを乗せられる角度です。
背筋を伸ばして、肩の力はリラックス
スローンに座ったら、背筋をしっかり伸ばして、肩の力を抜きましょう。猫背は腰を痛めますし、肩に力が入っていると腕がスムーズに動きません。リラックスしながらも美しいフォームを意識してください。
いざ実陣!スネアドラムを叩く時の「腕の角度」
それでは次にスネアドラムを目の前に置いて、構えてみます。先ほどのスローンの高さ、スティックの握り方を思い出して、座ってみましょう。スネアドラム自体の高さはリラックスして構えた時にスティックがスネアの淵(フープ)に当たらないくらいの高さにしましょう。高すぎるとフープに当たってしまい、いいところでスネアがならなかったりします。逆に低すぎてもリムショットなどがしにくいので、ギリギリフープに当たるか当たらないかの高さが目安です。
スティックの先端が「ハの字(90度)」になるように
それではスネアの上にスティックを両手で構えてみましょう。そのとき、両手から伸びてきたスティックは先端部分がカタカナの「ハ」の字を作るように構えます。この構えが基本で、右手がハイハットなどを叩くとしても同じようにハの字の角度をキープしたまま交差するのです。力が入っていたりすると手首が近づいて逆ハの字のようにスティックが開く人がいますので、リラックスしてハの字を意識してください。
脇は締めすぎず、卵1個分のスペースを空ける
両脇は締めすぎず、自然体で卵一個分くらいのスペースを開けておくイメージを持ちましょう。とにかく力を入れず自然体です。
初心者が陥りやすい「3つのNGフォーム」
NG①:手首がガチガチ(腕全体で叩いている)
これはスティックの持ち方でも言いましたが、手首ががちがちだとやはりスティックから腕までが一本の棒のようになってしまいます。これではまず太鼓がいい音を出してくれません。ドラムスティックは棒ではなく、鞭のように叩くのがいい音をさせるコツなのです。手首は柔らかく使いましょう!
NG②:小指が遊んでしまっている
添えるだけだった3本の指もとても大事な役割があります。この3本が完全に離れてしまうとスティックはコントロールを失い、繊細なフレーズが叩けなくなってしまいます。添えているだけなのですが、しっかり添えておいてください。
NG③:叩いた後にスティックを押し付けている
これは太鼓の鳴りに関わりますが、降ろしたスティックが太鼓に押し付けられたままだと良い音で鳴ってくれません。叩いた後は自然にリバウンドし、元の位置に戻ってくる感覚を持ちましょう。
まとめ:鏡やスマホの動画で自分の姿勢をチェックしよう!
フォームは自分では分かりにくいものですね。構えて、実際に簡単にで良いので叩いている様子を動画などに撮ってみましょう。自分ではできているつもりが、結構力が入っていたり、肩が強張っていたりするものです。美しいフォームから繰り出される音は、やはり美しいものです。客観的にみるために動画を活用しましょう!

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