すべての演奏の土台!「シングルストローク」とは?
シングルストロークとは右手・左手を交互に「R・L・R・L」と叩く最も基本的な動きです。この動きは全てのドラムの基本となる動きなので、プロであっても欠かさずトレーニングする動きであると肝に銘じましょう。シングルストロークの練習があなたのドラムを飛躍的に向上させます。
綺麗な音を出す極意は「リバウンド(跳ね返り)」
さてドラム講座①では正しいフォームをマスターしました。その構えでスネアを打てば、押し付けない限りは必ず跳ね返ります。
スーパーボールのようにスティックを弾ませよう
スネアは力で叩きつけるわけではありません。鞭のように手首のスナップを聞かせて打ち下ろし、打面に当たった反発力で跳ね返ってきたところを、添えるだけの3本がコントロールして元の位置に収まります。単純に見えても指でちゃんとコントロールしているのですね!
左右の「音量」と「高さ」を揃えるのが第一歩
両手で交互に打ち下ろしていくと、どうしても利き手の音が大きくなってしまいますね。鏡などで確認しながら、左右のスティックが同じくらいの高さまで振り上げられているかを確認しましょう。手首のスナップを効かせると、結局音量は振り上げた高さによりますから、まず物理的に同じような音が出る仕組みを作りましょう。
ドラマーの必需品!「メトロノーム」を使った実践トレーニング
ではここからはメトロノームを準備します。スマホアプリでも十分高機能なメトロノームが使えます。(高機能でなくてもいいのですが)メトロノームについては音の種類が変えられたり、一拍目だけ別の音だったり、色々できるので試してみましょう。
レベル1:メトロノームと重なる「4分音符」(タン・タン・タン・タン)
まずはBPM60〜80くらいのゆっくりなテンポで、ピッ・ポッ・ポッ・ポッという音にピタリと合わせて叩く練習です。構えに左右差がないかどうか、振り上げる高さは左右均等か、叩いているフォームが崩れていないか、このあたりをしっかり確認しましょう。メトロノームの音とぴったりあっているとメトロノームが消えたように聞こえます。まずはそこを目指しましょう。
レベル2:1拍に2回叩く「8分音符」(タタ・タタ・タタ・タタ)
それでは今度は叩く回数を倍にします。メトロノームの1回のクリック音の間に、均等に2回叩くことになります。メトロノームの音と右手のタイミングが同じになりますね。しっかりメトロノームの音が消えているか、確認しましょう。
レベル3:1拍に4回叩く「16分音符」(タカタカ・タカタカ)
それではさらに倍にしてみましょう!メトロノーム一回に対して4回叩きます。タカタカタカタカとリズムよく叩いていきましょう。ここでは4発でひとまとまりの感覚で叩いていきます。細かい連打はこの先もドラムの技の基礎になりますので、この練習を徹底的にやります。
初心者が陥りやすい「3つの壁」と解決策
この練習をすると誰もが壁にぶつかります。どのような壁があるか、見てみましょう。
壁①:利き手じゃない方(左手)が追いつかない
最初は特に多いのがこちらです。左手が思うように動かないんですね。でも右利きならそれは仕方ありません。トレーニングで徐々に鍛えていきましょう!左手からスタートする「L・R・L・R」の手順でレベル1から練習するのも非常に有効です!
壁②:だんだんテンポが速くなってしまう(走る)
メトロノームと合っていないと練習の効果が半減します。レベル1からメトロノームの音を消すゲームだと思ってやってみましょう!練習ではなくゲームだと思うと抵抗なく出来ます!
壁③:速く叩こうとして腕がガチガチに力む
左右の手はスティックを握りしめていませんか??あくまで両手は優しくスティックを持って、力みがあるとシングルストロークのスピードは上がりません。力んでしまうようなら勇気を出してテンポを落として、しっかりできるテンポをまず徹底してやって下さい。
まとめ:1日5分の「パッド練習」が未来の自分を救う!
シングルストロークの練習は地味ですが、その効果は絶大です。ドラムセットがなくとも、練習パッドとメトロノームさえあれば自宅で延々とできます。5分でも10分でもその積み重ねが、憧れのドラマーに近づけてくれるでしょう。シングルストロークが進化し、ダブルストローク、パラディドルへと進化したら、もう上級者ですから。この道が、ドラマーとしての高みに確実に繋がっているのです!
sho-san

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