アンプで音を作ってみよう!
さて、前回はアンプから音を出せるようにはしましたが、アンプはその設定で色んな音が作れます。クリーンとか、オーバードライブとか、聞いたことありますよね?それらは何もエフェクトの名前というわけでもなく、音の様子の名前ですから、アンプで作り出すことができます。ここでは大まかに4つの名前を覚えましょう。
基本の4つの音色
クリーン:煌びやかな美しい音
最初はクリーンです。アンプで何もしなければ基本はこの音になります。ギター本来の音とも言えるでしょう。楽曲の中では使い所をしっかり考えないといけないところです。ごまかしのきかないまっすぐな音なので、難易度が高い音です。
クランチ:少し枯れたクリーンで汎用性バツグン
クランチはクリーンよりも少し歪み成分を増した音です。間隔としては優しくストロークした場合にクリーンな音で弾け、強く弾くことで歪んだように聴こえるくらいの音です。コードストロークにはこのクランチを使うことが圧倒的に多いです。
オーバードライブ:ロックな楽曲での基本の音
クランチよりもさらに歪み成分が増してくるとオーバードライブと呼ぶようになります。この辺りの境目は曖昧なものなので、厳密な差ではありません。オーバードライブでは、クリーンな成分はほぼ感じなくなってくるので、優しく弾いた場合でもある程度は歪んでいます。
ディストーション:ハードに歪み、音が溶け合っていく感覚に
さらに歪み成分が増してくると、コードを弾いた時に音が完全に溶け合っていくような感覚になります。ギターソロなどを弾いても、十分に目立ち、サスティンが非常に長く伸びたり、フィードバックが起きたりするようになります。アンプだけの歪みではここまでの歪みに達しないこともあります。エフェクターを使って歪ませる場合が多いです。
たくさんあるツマミはどんな意味がある?
アンプによって多少操作は変わりますが、感覚は似ています。まずは各ツマミの効果をおさえましょう。
Gain:歪み具合を決める重要なツマミ
ゲインは入力信号を増幅するツマミなので、あげればあげるだけ音が歪みます。音が大きくなるわけではありません。逆に歪みが強いと音の輪郭がぼやけるので、はっきり聞こえなくなり、埋もれるようになります。
bass:低音成分は不要ならカット
低音成分を決めるのがbassです。基本は12時くらいを目安に真ん中にしますが、ギターの低音は楽器としてのベースやドラムと重なって、ベースやドラムの存在感を薄れさせてしまう危険があるので、カットしてあげることが多いです。周波数でいえば200Hz以下をカットすると不要な低音を減らし、アンサンブルがクリアになると言われています。
middle:ギターの芯を作る大切な成分
ミドル成分はギターの中ではとても大切な成分で、ここがちゃんと出ていると存在感が増します。ただ、あげすぎるとボーカルなどと被ってくるので、場合により12時より上げ下げして調整します。基本は12時です。
treble:高音成分で煌びやかに
trebleは高音成分の出し入れをコントロールします。煌びやかなギターを目指す場合は上げて、こもった音を目指すならカットしていきます。基本は12時です。上げすぎると耳に痛い音になってしまうので注意しましょう。
master:最終的な音量の決定権
マスターつまみやVolumeつまみは最終的な音の出口です。歪み具合に関わらず、あげれば音が大きくなり、下げると小さくなります。アンサンブルが壊れない程度の音量を意識してください。
チャンネルスイッチ
このほかにマーシャル系アンプなどによくついているのがチャンネルスイッチです。クリーン/クランチ系のスイッチとオーバードライブ/ディストーション系のスイッチに分かれていて、切り替えを行うことができます。切り替えることでゲインが2周分回るみたいなイメージになります。
さっそく音を作ってみよう!
まずは必須の音クランチ
クランチはチャンネル切り替えがあればクリーン系のチャンネルにします。そしてゲインは12時よりも右側を狙ってあげていきます。bassは12時よりも左、midlleとtrebleは12時くらいでいいと思います。あとはマスターボリュームを徐々にあげて音量を決定しよう。弾いてみてコードをかき鳴らして歪んでいるなぁと感じるレベルまでゲインをあげるのがコツです。
最大限の歪み、ディストーション
今度はそのままマスターボリュームを下げて、チャンネル切り替えを行い、ディストーション系のチャンネルにしよう。ゲインは3時方向くらいまであげていきます。ボリュームは下げた状態から徐々に上げていってうるさくならないようにしましょう。イコライザーはbass10時、midlle12時、treble12時くらいでまずは始めよう。
クリーントーンできらびやかに
クリーンの場合はクリーン系チャンネルに切り替え、ゲインを思いっきりさげていきます。しかし、ふくよかさがなくなると痛いクリーンになるので、ある程度ふくよかさを感じるレベルにゲインをあげていきます。ボリュームはなるべく下げてください。かなり目立ちます。イコライザーは上記と同じくらいでOKです。
オーバードライブでバッキングをカバー
オーバードライブではチャンネルをディストーション系のチャンネルに切り替えます。そこでゲインを12時よりも控えめに設定して、歪みすぎない状態を狙います。コードを弾いた時に音がほどよく溶け合う感覚で作っていきます。イコライザーは上記までとほぼ同じです。マスターボリュームもやや控えめです。
まとめ
アンプでの音作りはギタリストの基本です。どのツマミを回すとどう言う効果ぎ得られるのかはしっかり理解しましょう。
sho-san

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